
中国の経済は1989年の天安門事件以降、1993年ころから経済成長とインフレが加速していきました。
加熱する経済成長とともに、2004年頃から人民元に対する海外からの圧力も徐々に強まってきたため、2005年に温家宝首相は人民元の切り上げと変動相場制への以降を決定しました。
この裏には為替のペッグ制や為替介入により、膨大な貿易黒字や外貨準備高などを保持し、近年の急成長率を維持してきた中国に対し、アメリカを中心に人民元を意図的に低く固定して大量の輸出をしている≠ニの批判したことが大いに影響しています。
その結果、人民元切り上げに繋がり、同時に、 複数国との複数の通貨と連動する通貨バスケット制への移行になりました。
しかし、現在のレートでも人民元の価格が低すぎるとの意見もあり、その圧力から、今後も人民元切り上げや、変動相場制への移行もあると、言われています。